結婚指輪をオーダーメイドで制作する場合のデザインと、ファッションリングのようなシルバーアクセサリーのデザインとはどこが違うのでしょうか?
メンズテイストのシルバーアクセは、デザイン上のフォルムを優先し、エッジを鋭く立てたり、キワを尖らせたり、ファッションのアクセントとなるよう、装飾性を最優先した仕上げをします。フォルムをダイナミックに表現するために、重量感を大切にし、ずっしりとした厚みを出したり部分的にシャープなデザインにしたりします。オーダーメイドの良いところは、そうした主張を指輪にこめて、デザインし、表現できる点だと思います。
一方、結婚指輪をデザインする場合は、一生ものという観点から、耐久性と、毎日身に着ける上での安全性に重点を置いた上でデザインします。
そのため、指への着け心地を念頭におき、指に接する面にも気を配り、角をたてずに研磨して仕上げ処理を施し、例えばお顔を洗う際にもご使用上邪魔にならない形状でデザインします。指にとって、違和感のない厚みのなかに、固有のオーダーメイドにより、愛着の湧くようなデザイン要素を凝縮させます。
永年ご愛用いただく結婚指輪に適する強度のある素材として、純チタンでの結婚指輪をオーダーメイドにて制作しています。
チタンの結婚指輪は、耐久性に優れ、汗にも反応せずプラチナ同様に結婚指輪に適した素材です。