チタンリング:不慟態皮膜とは


チタン独特の美しい色(干渉色)はチタンの不慟態皮膜が形成されてできる干渉色によるものです。この加工によりチタンの耐蝕性は向上します。純チタンという金属は化学的に活性な金属で、チタン自ら表面に数ナノメートル厚のごく薄い陽極酸化物の皮膜(不働態皮膜と呼びます)を形成します。この皮膜を作ることによって安定し、外界からの腐食をしないよう、チタン自らが自分の身を守っている、まるで生物のような金属のしくみなのです。