理由:まず、厚みなどのヴォリュームや細かい細工など、プラチナのように軟らかい素材ならできても硬いチタンには向かないデザインがあります。
チタンにはチタンの良さを引き出すデザインというものがあり、プラチナにはプラチナの良さがあります。
ただ単に材質を換えてデザインをコピーしてお作りできる性質のものではありません。
原型を用意されて、チタンにキャストということも難しいです。原型をモデリングする段階でチタンになったときのことを想定しながら細工を施す必要があるからです。
チタンを研磨するには特殊な工程、工具を要し、プラチナのように柔らかいものを磨くのとは違う仕上がりになります。
titanとプラチナを柔軟性で比較すると、チタンは硬く、プラチナは曲げやすいという性質があります。複雑だったり精密な文様などはプラチナが得意です。
反対に、ご愛用の面からだと、チタンはいつまでもその文様をキープできますがプラチナはすり減りますので文様は風化するようになくなってしまいます。